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Manning から出ている Own Your Tech Career を読んでいる。著者はオンラインにプロフェッショナルなプロフィールを作ること、自分のブランドを意識すること、そして仕事と関係ないことはそこから分けることを勧めている。

この種の助言は英語圏だとよく見かける。例えば Making Peace with Personal Branding (2017) でも、

I recommend keeping your tweets mostly focused on your field. Some people deal with this by having separate personal and professional twitter accounts (for instance, Data Science Renee does this).

と Twitter の使いかたを指南されているし、The Developer’s Guide to Content Creation にも同じような話があった。

私自身は、Web 日記時代からインターネットをしているせいか、生活とプログラミングが混ざったようなブログが好きなのだけど、一方で、こういう、読者を意識した、キャリアのための「ちゃんとした」ブログというものを、やる前から否定していたようにも思う。

そういったわけで、今年の残りは「ちゃんとした」技術的な話を一定のペースで書く、ブログというものに挑戦してみることにした。

ブログというメディア自体がどうか、という話を以前に karino2 さんがしていて

インターネットの発信では、昔はブログとか絵とか静的なコンテンツが主体だったので、その時の国語は読解と作文が主体だった気がする。 でも最近はブログは衰退傾向で発信はyoutubeとかpodcastに偏っている気もする。 すると喋るという事が重要になってきているよな。 国語の授業というのも時代に応じて重点を入れる項目が変わっていってもいい気もするがどうだろう?

説明用の図やアニメーションを作る能力は欲しい気もするけれど、一方で、文章は書くのも簡単で読むのも速いので、本当のマスにリーチするのを諦めれば (テレビの代わりになるのを諦めれば)、いまだに良いメディアだと思う。

アメリカに住んでいてキャリアを心配しているなら、英語で書くべきではという話はあって、英語でも書くつもりだけど、日本語でも同じような方針で実験してみます。