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土曜日にひさしぶりに髪を切った。

いまのアパートに住みはじめたころは、近所にあった The Scotch Pine Barbershop に通っていた。いわゆる床屋っぽい椅子が三脚あって、髪を切る店員が3人いるだけという小さい理容室。受付もアシスタントもいなくて、支払いは Square ですませている。店員と客のおしゃべりより店員同士のおしゃべりのほうが多いのに最初は面食らったけど、美容室の仰々しい感じがなくて気に入っていた。

でも、しばらく通っていたら Scotch Pine Barbershop は Capitol Hill に移転してしまった。たしかに Capitol Hill っぽい店だったので仕方なし。

その後は、会社の近くの Capelli’s にも行ってみた。ここは日本の美容室に似た感じの高級男性美容室で、でも内装の雰囲気とかはアメリカ的な漢らしさが強調されている。ニスで光る木製の内装に、黒い革張りの椅子に、大きなテレビでかかるのはスポーツ。

This place just oozes manliness. It makes you want to drink whiskey, brand cattle, shave with a straight blade, and take on Chuck Norris in the Thunderdome.

という、店のページ に引用されている Yelp レビューの一節は言い得て妙だ。Seattle Times の Shave-and-a-haircut puts on the ritz at posh barber shops では、この種の店の隆盛が報じられている。

ものは試しと Great Clips にも行った。日本でいうところの千円カットといった趣のチェーン店で、こういうところでパッとすませるのは漢らしくてかっこいい。けど、実際に行ってみたらだいぶ切られすぎてしまい、私にはまだ早いなという結論になった。

今回の Counterbalance Barbershop は、ちょうど Scotch Pine Barbershop とおなじ、椅子が三脚ある類の店だった。恥を忍んで Google 画像検索でさがした写真を見せたのもあって、なかなか良い感じに切ってもらえたと思う。