ICC開館10周年記念セッション・シリーズ Vol.2 連続シンポジウム「メディア・テクノロジーと生成する〈知〉」で中嶋さんがしゃべるというので、土曜は自宅からストリーミングでちらみ。頭は見逃したし、メモとる体制でも無かったので HIVE で公開されたりすると良いのだけど。
Shibuya.js あたりと比べてコマ落ちも音とびも全く無かったのは、NTT パワーなのか、見てる人が少ないだけなのか。
はじめは会社の汎用 Trac に書いていたんだけど、よく考えたら社外のイベントに社外秘があるわけないので外に出します。中嶋さんは「パネルディスカッションにも eXtreme Meeting を!」といっておりました。
中嶋さん
- ワールドシンセサイザーの宣伝
- 脳インターフェース
- 電極を刺すようなものより、もっと敷居の低いもの
- Technological singularity
- エヴァだと思って聞いていたら途中からマトリックスのはなしになっていた
ディスカッション
- 都市は都市計画で作るものだと思っていたら、青島さんに都市博をつぶされた
- 朝日新聞がちょろっと取り上げてから、都知事選の争点にされてしまった。メディアが都市を作るのを見た。
- Wiki みたいな都市?
- パターンランゲージにそって作られた建築はどうも面白くない
- たくさんあるパターンのうち数個だけを知って使っているからでは?それも一概に悪いことでもないけれど。
- 建築というのはあまり進化していない。進化しにくい部分があるかもしれない。
- 人間の物理的なスケールの制限から逃れられない。人間が心理的に「良い」と思うものもそんなに変化していない。
- 最近『スケートボーディング』という本を読んでいて、これが視覚や記号ではなく身体の記号論をやっている。コンピュータは進化しても身体的なものは提供できないのでは?
- それ Wii で出来るよ。あるいは将来の Wii なら出来るよ。
- ハブとなるところの強化と、ハブからつながる個々の部分の強化。どちらに力をいれるべきか。
- 仮想世界上で新しい社会の仕組みは出てこないのか
質疑
- 脳インターフェース的なものも、適応できる人とできないひととで、新しい格差を生むんじゃないか
- 格差にも種類があって、マラソンのような格差、先頭も後ろも進んでいるけど、進み具合にばらつきがあるようなものであれば、悪いとは思わない。
- 東京R不動産のサイトのアクセス数に差があるのは本が出たからでは。あと物件が高いです。
- 本の力はあるかもしれない。全部について書くのは大変だな。高いのは、たしかに高いと思います。
- いま映像を勉強しているんですが、計算機の進化は映像も変えますか
- 変えます。未来を提示する CM は「やるよ」ではなく「やりたいから研究者こいよ」かも。
- 「エクスパンディングシティ」という本を出します
- いま書いている原稿の題が「シュリンキングシティ」なんですが…
- システムの妥当性
- 高速な計算機でシュミレーションがいろいろ出来るようになれば、妥当性も測りやすくなるのでは
- 天気予報とか、カオスな振る舞いをするシステムは、計算性能が10倍になっても一日先くらいしか見通せない。
- 都市の形は、容積率と建坪率という二つの指標に思いっきり制限されている。
感想とか
- パネルディスカッションってそもそもの目的がよくわからないのだけど、面白いはなしは聞けた。
- 「ハブとなるところの強化と、ハブからつながる個々の部分の強化と、どっちか」というのは重要な議題だと思ったのだけど、話題のひとつとして流されてしまったのは残念。
- 東京R不動産のひとは面白かった
- 自分の過去の仕事・経験とか、将来の計画とかをばんばん話して、具体的な問題をみんなに解かせようとしていたのが良かった。
- パターンランゲージも知っていた。建築のひとだからあたりまえなのかもしれないけど。計算機業界でのパターンブームとか C2 Wiki → Wikipedia の流れとかも知っているんだろうか。
- 増田さんはあまりはなさなくて残念。
- 会社の人に紹介されていた論文を教えてもらった: Team Assembly Mechanisms Determine Collaboration Network Structure and Team Performance

July 8th, 2007 at 01:20 AM
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