山形浩生の『新教養主義宣言』が文庫で出たというので買った。河出文庫から出ているので、平積みになっていない本屋では『蹴りたい背中』を目印に探すと、もしかすると効率が良いかもしれない。
あとがきにこんなくだりがある。
ところでこないだ、ふと橋本治の『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』(北宋社/河出文庫)を読み返した。すると自分がいかにこの本に影響を受けているか露骨に気がついてしまって、ぼくはいまかなり愕然としている。
ちょうどそんな感じだ。1999年に出たばっかりの単行本を買って読んだのが15歳とかそのくらいで、そんなに若い頃に読んだのなら影響もうけるだろうとも思うし、そんなに若い頃に読めたのならもっとナイスな人間になっているべきではと申し訳ない気持ちにもなる。
むかし「あなたの本は高い。文庫化はしないのか?」「君はあれが本当に高いと思っているの?」みたいなやりとりをどこかで読んで、文庫化とかはしない人なのかと思っていたけど、調べてみたら Lessig の『CODE』のはなしだった。
しかし『利己的な遺伝子』すら読んでいない自分は腹を切って死ぬべきだな。今日は図書館に行こう。

