NHK で Google

January 21st, 2007

NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」 を見た。ぐぐりながら見てたので、まずはそのまとめから。

Google からもらう広告料で生活して大学も辞めちゃった John Gales さんのサイトは MobileTracker。このひとは 2004 年の Fortune 誌にも載っていたらしく、梅田望夫・英語で読むITトレンド:Googleをめぐる2004年の総括 でも紹介されています。

Google の順位をあげるよー、という SEO 企業は Bruce Clay, Inc。Wikipedia の Bruce Clay から 2004年の Wired 誌のインタビューがたどれます。顧客である LASIK 手術のところは ScottHyver Visioncare, Inc

Google のおかげで花の注文が大変増えたという American Meadows。American Meadows のはなしは Google もお気に入りなのか Google AdWords: Success Stories なんてページに載せられています。Google が中小企業を救う!みたいなのはあっちでもうけるのかな。日本だと佐々木俊尚さんが 検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! 中小企業のWeb2.0革命 という本を書かれています。

反対に Google の検索結果に出ないことで倒産寸前らしい KinderStart。KinderStart の裁判は CNET に グーグル検索ランキング訴訟、米地方裁が訴えを却下--再提訴の可能性は残る という記事があります。

最後に出てきたホワイトボードは Google's Master Plan on FlickrGoogle Master Plan | by UnderGoogle で読めます。

感想

極端な事例を追いすぎて、実感としての便利さが抜け落ちていると思った。最後のホワイトボードも「google.gov」みたいなところばかり抜き出すのはちがうだろうと。怪物として描きすぎている。

Google はすごいけど、でも「十分に進んだテクノロジー」でしかなくて、魔法ではない。区別はつかなくても、ちがうものはちがう。独占でもって本当にどうしようもないことをはじめたら、より良い検索エンジンか、あるいは検索よりももっと良いなにかにやられてしまう。逆にいえば、いまの独占は利用者の実感に見合っていると思う。

自分の認識が甘すぎるのかな。Google 脅威論ってどうも Google を異物視しすぎている気がする。